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ニュー ロマンス

私がアメリカの大学で絵の勉強を始めた頃、色々な影響を受けて絵もドンドン西洋化していきました。
しかし数年たって、自分なりのものを見つけようと思ったときに、やはり私の中にあったものは"日本人”で、
何か自然と描きたいものが変わってきて、このシリーズに行きつきました。

全てのものが日本を意識したものと言うわけではないですが、私の意識の中から湧いてきたもの、
潜在意識の中に有ったものを描いてみたと言うべきでしょうか。 それがこのシリーズです。

ここに有ります絵は全て、絵そのものをクリックして頂ければ拡大が出来ます。

朝の陽光の竹 竹を通ってくる朝日と風。 悲しみを慰めてくれ、静けさを与えてくれる。 そして優しさと安心感も‥。 竹を通している陽光は、太陽からの贈り物。

この絵、実は3枚描きました。 最初にこの絵を買いたいと言うオファーがあった時、大好きな絵を手放すのが嫌で全く同じ絵を描きそれを売りました。^0^  その後再度。^0^
ですので『売却済み』と書いていますが、未だにオリジナルは手元に…。^0^


朝の陽光の竹
油絵(キャンバス)、  122cm×56cm
売却済み

ムーン ライト セレナーデ 夜になって、木々を良く眺めてみると、皆がダンスを踊っている。
妖精も浮かれて一緒にダンス。

何と穏やかな夜だろうか。 何と静かな夜だろうか。
貴方も一緒にダンスしませんか?
ムーン・ライト・セレナーデ
ミックス・メディア(キャンバス)、114cm×41cm

希望の復活(傷ついた蝶) 傷ついた身体、傷ついた心、傷ついたプライド、病。 誰もがいつかは直面する問題でしょう。 もすかすると、近い将来? しかし、もし私達がこれらの困難な問題に立ち向かおうとした時、必ず何時かは希望を取り戻せるときが来ます。 生きている限り、希望は必ず有ります。

この絵は実際に起こった物語を絵にしたものです。 それは、アメリカの友人が肺の病気を患い、死に直面した時に復帰を切願して描いたものです。
私達は彼女のお見舞いの為にカリフォルニアの病院を訪問しました。 帰宅の翌日、私達が家のフロント・ヤードの手入れをしていましたら、二人の目の前に赤い色の大きな蝶が飛んで来たのですが、それは何と羽がズタズタに傷ついた蝶だったのです。 私はこの時、このカリフォルニアの友人と蝶が一体に思えて、即座にそれを絵にすることにしたのです。 残念ながらこの絵を彼女に届ける前に彼女は亡くなりましたが、その為にこの絵のオリジナルが無くなった時、とても切ない気持ちがありました。
それで私は再度同じ絵を描こうと思い、この2枚目を描きました。 実際のこの2枚目は、今でも私の家の玄関に飾ってあります。^0^


希望の復活(傷ついた蝶)
油絵(キャンバス)、  107cm×89cm
寄贈

光から遠くはなれて 苦い真実。  そして痛んだ心。
私が見て来た光は、全てフィクションだったのだろうか?
自分の過去を振り返ってみても、何も見えない。
多分私は、もう既に“光”から遠くに来過ぎてしまったのだろうか?
今ではもう余り光を感じない。
ファー・フロム・ザ・ライト(光から遠く離れて…)
油絵(キャンバス)、  119cm×46cm


ニンフ 海のニンフ、水のニンフ、山のニンフ、木のニンフ、森のニンフ。
半神半人の美少の妖精たち。 遠い昔から、私達はニンフの存在を信じてきた。

もし貴方が純粋な心を持っていたら‥。 もし貴方が純真な子供のような心を持っていたら‥。
貴方には何時かは彼女達が見えて、彼女達とお話しが出来るかも‥。

彼女達はいつでも貴方達と身近な自然の中に居ます。
しかし、彼女達が見えるか見えないかは、貴方自身に掛かっているんです。
ニンフ(川や森などに住む、半漁半人の美女の妖精)
油絵(キャンバス)、  61cm×122cm
売却済み

月光の竹 月明かりが竹の中を通ってくる穏やかな夜。
心地良い風が竹を通して吹いて来て、安らぎを与えてくれる。
月明かりの中で竹を通して吹いてくる風は、天国からの贈り物。
このままズ〜ット心地よいままでいて欲しい。
月光の竹
油絵(キャンバス)、  122cm×56cm


色塗られた丘 アメリカの中西部。  穏やかな秋の景色があった。
全ての丘が、色とりどりに紅葉した木々の葉や草で覆われて‥。
穏やかな時間。 スゴクゆったりとした時間。
身を置くと心地良い環境。 何時までもここままで居たい。
色塗られた丘
油絵(キャンバス)、  117cm×43cm
売却済み

月光のそよ風 名前も知らない花の間から見える壮大なお月様。
(この花は、イマジネーションの中で生まれたものです。)
このお月様の大きさに、私はすっかり圧倒されてしまいました。
お月様の色は黄色でしたっけ? それとも白? そんな事は一切お構いなし。
誰もこの壮大な力には勝てない。 誰も‥。
月光とそよ風
ミックス メディア‥油絵(キャンバス)、  81cm×66cm


春の予感 春が来そうな気配。 未だに外は時々凄く寒くなるけど‥。
しかし良く耳を澄ますと、貴方も確かに春の足音を感じるはず‥。
全ての木々の芽や花達は、既に少しだけど芽吹く準備を整えて‥。
そして全てが陽気になって、独りでにハミングが飛び出す。
春の予感がする良い季節。^0^
春の予感
アクリル絵の具(キャンバス)、 122cm×61cm
売却済み

弾む心 私の心は楽しさで弾け飛んでいる。
感謝祭、クリスマス。
新年、心がウキウキする春、穏やかで木々も色づく秋。
暑〜い夏でさえも、それぞれがそれぞれの顔を持っていて好き。
そして又、道でバッタリと古い友達に会ったとき。
友達や家族の誕生日。 古い友人の結婚式。
これ等の全ての瞬間、私の胸は高まり、ポンと弾けて飛んでいく。
弾む心
油絵(キャンバス)、  84cm×84cm
売却済み

夏のそよ風 夏の暑い風が、細い竹の間を潜り抜けていく。
この風は私達を、フワフワした感じの幻想の世界に導く。
彼らは感覚の鋭いファンタジーのアーティスト?
それとも私が単純に幻想を見ているだけ?
どっちでも私には同じ事。 心地良い世界である事には違いないもの。

これは、日本の夏を思いながら絵にしてみました。
(アメリカでは、大きな竹を見かけることはありませんでしたので…。^0^)
あの暑く気だるい日本の夏を思い描けて頂ければ嬉しいです。


夏の風
油絵(キャンバス)、  61cm×122cm


スペシャル エッグ 私には、他の世界から隔離したものがある。  それは私だけの“特別な卵”。
それは私だけが他から分離した宝物。
誰もそれを見つけたり、触ったりは出来ない。 誰もその箱を開ける事は出来ない。

只私だけがその箱の開け方を知っているし、その箱がどのくらい重要なものかを知っている。
貴方も必ず、そう言う“特別なもの”を持っている筈。
たまたま貴方がそれに気づいていないだけかも‥。

でも、確かに貴方も持っているはず。
スペシャル エッグ
油絵(キャンバス)、  61cm×46cm


未来へのドア 未来へのドアが有る。 それは皆が持っているもの。
貴方はそれ自分の"ドア”を見つかるかもしれないし、見つけられないかも‥。

でも、それを探し出すのに遅いと言う事は無い。 年齢とは関係ないから‥。
そのドアはいつも開いているの? それは貴方次第。

何故貴方はそれを探し出そうとはしないの?
遅すぎる事は無いのに‥。
未来へのドア
油絵(キャンバス)、  56cm×66cm
売却済み

回顧 積み重なってきた年齢。
私達は良く過去を振り返る。  良かったとき、悪かった時?
私達が成功したかどうかなんて関係ない。
遠い昔の思い出。  完全に忘れ去られたもの。
でも…。 回顧してしまう。 何故??
回顧
油絵(キャンバス)、  101cm×33cm
売却済み

魂 むか〜し昔に栄えたもの。 彼らは彼らの土地から立ち退かされたもの。
涙。 悲しみ。 彼らの嘆きは何年経っても大きなもの。
しかし私は信じたい。 生きていれば希望があるって‥。

アメリカの悲しい歴史です。 繰り返されなければ良いのですが…。


ソール(魂)
油絵(キャンバス)、  66cm×51cm
売却済み

真昼の月 暖かな春のある日。  私は開放的な午後を過ごしている。
一日を一人で過ごし、誰も私を邪魔しない。
窓辺には沢山の野に咲く花や木々の花がはためき、踊っている。
大きな“真昼の月”が、その花々のダンスを見て微笑んでいる。
何と静かな一日だろうか。  何とゆったりとした時間だろうか。
真昼の月
油絵(キャンバス)、  61cm×122cm


孤独 一人ぼっち。
全くの孤独感。
パーティーの会場でさえも‥。
私は孤独感を感じる。
『誰か赤いバラを持って来て下さるのかしら?』
誰も何も答えない。
寂しさ。
孤独
油絵(キャンバス)、  61cm×76cm
売却済み

チェックメート 私は勝者。  貴方の負け。
それは単純なゲーム。
貴方は私の言う事を聞くのよ。
だって私は貴方にとって、今では女王様だから‥。
チェックメート!
チェックメート
油絵(キャンバス)、  51cm×51cm
売却済み

このウェブサイト上に有る全ての絵のディスプレイは、大津淳子に帰属するものです。

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                    ("コンタクト"のページを参照下さい。)