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ギャラリー
鳥のTriptych(3枚続き画)
この機会に、自然が如何に重要であるかを考えてみては如何でしょうか。
私達の行動が温暖化現象などの自然現象にどのように影響しているのか。
私達は将来の地球や子供達に対して、どのように責任が取れるのか。
地球はいまや死に絶えようとしています。 私達はこの自然破壊現象に目を閉じるべきではないと思います。
今回私が描いた鳥の絵は、全て同じ鳥の絵ですが、鳥が置かれたシチュエーションを2008年、2050年、2100年と
変化させて行き、鳥の生態がどう変わっていくのかを表現してみようと考えてみました。
私はその為に、画法を”リアリズム⇒キュービズム⇒アブストラクト”と変え、”画法”と“年代”をリンクして表すと
言う手法を試みてみました。 その”変化”から、少しでも“鳥の苦悩”をお伝え出来ればと考えました。
自然環境の保護は私達の義務だと思っています。 皆様はどう思われるでしょうか?
ここに有ります絵は全て、絵そのものをクリックして頂ければ拡大が出来ます。
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『出て行け!』-(2008)
油絵(キャンバス)
100cm×69cm
リアリズム(写実派技法)
『出て行け!』-(2050)
油絵(キャンバス)
100cm×69cm
キュービズム(立体画法)
『出て行け!』-(2100)
ミックス・メディア(キャンバス)
100cm×69cm
アブストラクト(抽象画法)
この絵画の中で、鳥は何を言いたがっているのでしょうか? 鳥の立場に立って、“言葉”で表してみました。
"出て行け!-(2008年)"
『2008年。 私は未だ人間を蹴飛ばして行けるほど強かった。
出て行け! 目の前から立ち去れ! 人間はここでは歓迎されないんだ。
しかし人間どもは自然のの中までズカズカと無作法に立ち入ってくる。
人間どもは我々鳥のテリトリーにまでも遠慮もなく潜入してくる。
単なる進入どころか、人間はこれらの自然を破壊している。
人間はそれを許しているのだろうか?
我々は、この大自然が破壊されて行くのを黙って見ていても良いのだろうか?』
"出て行け!-(2050年)"
『2050年。 私はチョトだけ弱って来ている。.
人間共が私のテリトリーに侵入して来た際、幾ら私が蹴散らしても、人間は無頓着に何の配慮の無いままに、何度も何度も自然環境に立ち入ってくる。
その為に、私の周りの環境が、空気も土壌も水等も含めてシリアスな状態になって来ている。
誰も環境に配慮しないと、こんまま私達は死んでしまうのだろうか?
その人間達は、このような酷い環境の中でも生きていけるのだろうか?』
"出て行け! -(2100年)"
『今は西暦2100年。 私は今でも生きている。 しかし、2050年からドンドンと弱くなって来ているのが分る。
多くの公害が空気中や水、地中からも私達を攻めて来た。 今になって私はそれに気が付いたが、それには人々が気が付くのが遅すぎた。
私は死ぬのだろうか? 果たして人間は大丈夫なのだろうか? 地球は??
もし人間がシリアスにこの地球がおかれている公害に取り組まなかったら‥。
しかし、誰が本当にそれを真剣に考えているのだろうか???
このウェブサイト上に有る全ての絵のディスプレイは、大津淳子に帰属するものです。
何か御座いましたら、“コンタクト”のページにありますe-mailまでご連絡頂ければ幸いに存じます。